改造車が出回っていた頃
自動車に乗る事が、若者にとってかっこいいステータスの1つだった80年代には、数々の改造車が世の中に出回っていました。
自動車を自分たちの思うように改造し、それを人に見せる事が人気のある娯楽の1つだった時代です。
その頃には、自動車の外観を美しく飾るドレスアップや、自動車の走行性能を高めるチューンナップに特化した町の自動車工場や、それ専門の車雑誌などもあり、かなりの活況を見せていたものです。
省エネが叫ばれるようになった90年代以降、自動車に対してそうした情熱を注ぐ傾向は徐々に衰退し、今では「乗らなくて済むのであれば乗らない」傾向になってきています。
改造車の価値は低いのか?
省エネが叫ばれるようになった90年代以降、自動車に対してそうした情熱を注ぐ傾向は徐々に衰退し、今では「乗らなくて済むのであれば乗らない」傾向になってきています。
そんな中でも改造車というものは存在します。
前述のような自分の好みで自動車を改造するだけでなく、例えば車椅子の人が乗降しやすいように、専用のリフトを備えつけた自動車や、物品の販売を行うために内装を改造した自動車などがそれにあたります。
また、ドレスアップやチューンナップといった市場も、以前ほどではないにしてもそうした娯楽は存在し続けているのです。
また、厳密に言えば救急車や消防車などの、公的な活動のために特殊な装備を備えた自動車も改造車の枠に入ります。
こうした自動車ももちろん、一般の自動車と同様に寿命があり、古くなった自動車は処分しなければならないのですが、普通の自動車と比べて処分の方法は多くありません。
というのも、改造を施した自動車は、純正品のみで構成された一般的な自動車と比べると、中古車としての価値が著しく下がるのが普通だからです。